食品系ユニフォームの白衣は撥水・抗菌・防臭加工されたものが多い

食品工場などでは白衣がユニフォームとして使用されています

食品工場などでは白衣がユニフォームとして使用されています。工場に白衣が登場した当時、帽子は三角巾型やキャップタイプのものをかぶり、上衣の衿は開衿でボタン留めになっていました。外には胸ポケットが付き、ちょうど現在のジャケットと同じような形状をしていました。下に履くパンツは会社から支給されず、私物を使用するのが主流でした。異物混入防止とは程遠い服装だったといえます。その後、食品衛生に対する基準が厳しくなっていく中で白衣も進化してきました。帽子のメッシュ部分は、毛髪の混入を防ぐために面積が広くなり、より密着を高めました。上衣やパンツは、体毛の脱落による異物混入を防ぐために衿がスタンドカラー(立て衿)になりました。ファスナーには虫隠しを採用、袖口や裾口にはゴムやフライスが使用されています。